書道について質問です。書道について質問です。

書道について質問です。書道について質問です。 プロの書道家が書いた文字は、どれだけ字を崩して書いても、かっこいい字に見えます。

どれだけ元の字の構図やバランスを変えて書いてあっても、ちゃんと読めるし、かっこいいです。

 

しかし、いくら元の字のバランスをくずして書いてあるからといって、私のような素人が書いても、その差は歴然です。やはり、素人の字は素人です。

 

もちろん、日ごろの訓練の差であることは、分かります。

しかし、それ以外に何でプロがくずした字はかっこよく、素人のくずした字はかっこ悪くみえるのでしょうか?

とても不思議に思ったので質問させていただきます。元の構図ってどういう意味なのか少し悩んだんですけどね、活字という事なのか草行書の手本?なのか・・・。

書道家は古き良き古典を臨書して書法を学び、技術を得た後に芸術的に作品を作っているから素人(お習字レベル)とは違うと思う。

何種類もの古典があって多くの古典を書けば書くほど引き出しが増えていくから、作品作るときに2,3種類とかブレンドして自分流のもプラスしながら創作して作って行ってる。

古典の中にも字が崩れているのもあるし、バランスもくすれている古典もある。漢字だけではなく仮名も重要で古典仮名の荒野切れと関戸本などもそれぞれ古典臨書しながら書法を学び自分の書に幅を利かせている。

そういう事をしているからこそ素人(お習字レベル)には出来ない作品を書道家は作る事ができる。

人間の人生なんて数十年だけど、書道の歴史は4千年以上かな?あるので絶対に勝てませんよね!素人(お習字レベル)の考えでは到底たどり着けない境地なんです。

あとプロは紙も墨も筆も作品によって変えるんです。この作風にはこの紙では無いと作れないとか!この線質出すのにはこの筆では無いと出せないとか、道具の知識も豊富で素人とは全然違うのでそういうのが差になるのではないですか?

ま~っ後は書いている差でしょうね、毎日展!読売展に出している人は相当数の和紙を無駄にしているぐらい何ヶ月も書き込んでいますからね、骨格が出来ているからこそ変化にも対応出来て少しずつでも変化を付けて書いているからこそ、バランスがくずれた書でも見るとちゃんとカッコいい書になるんだと思いますよ。

素人は骨格も出来ていないのにこうしたらかっこよくない?とかただ勢いに任せて書いているだけだから味も無く見ていても幼稚だなと思う作品しか書けないんだと思います。

TVに出ている若手の人とかももてはやされてますが、骨格も出来てないのに勢いに任せて書いて「お~っすごいね~」と素人に褒められて喜んでますが、素人が書いて素人に褒められている変な構図が出来ているTV番組もあって悲しい限りです。

ま~っその反面そういう若手のナンチャッて書道家の活躍で書道人口も増えつつあるのも否定出来ないんですけどね!

話が長くなってすいません。最後まで読んでくれた人どうもありがとうございました(ペコリンみなさん、「なるほど!」というポイントを書いてくれていたので、とても迷いました。こちらの方へBAを差し上げますが、皆様へ感謝しています。